HENSHIN by KAMEN RIDER

+1 PRODUCT STORY

「クウガ」をモチーフにしたオリジナルアイテムに、
“ものづくり”の深淵を垣間見る

「+1 PRODUCT STORY」では、商品を個別でピックアップして、それぞれのコンセプトや意匠に込められた想いなどに触れていく。
初回となる今回スポットを当てるのは、平成仮面ライダーシリーズ第1作目の『仮面ライダークウガ(以下、クウガ)』からインスピレーションを得たスニーカー『type Kuuga』とオリジナルフォトアイテム。物語が持つ特徴を一つひとつ分解、そして丁寧に再構築することでこの洗練されたデザインが生まれた注目の両アイテム。そんな作り手の思いと情熱をここでは伝えたいと思う。

“ライダーキック”をデザインベースとした
スニーカー『type Kuuga』の魅力に迫る




記念すべき「HENSHIN by KAMEN RIDER」のキラーアイテムとして、ローンチと同時にリリースされたスニーカーシリーズ。今や多くのアパレルブランドで主流となりつつありコラボレーションという手法をあえて取らず、デザインに始まり、アッパーなどの各部パーツ、ソール、成型などすべての工程をフルオリジナルで完成させた、注目のスニーカーである。このこだわりは本編の制作とも共通すべく、一切の妥協をゆるさない真摯な“ものづくりスピリット”が反映されている。そんな新たな挑戦でもあるスニーカー「type Kuuga」を、今回は紐解いてみよう。

まず目を引くのは、華やかながらバランスの良い配色が施された佇まいではないだろうか。ベースアッパーにはマットなガラスレザーを使用し、クウガのメインカラーでもある鎧の「赤」を表現。このマットな赤が効いていることで、ファン以外の方でもクウガのイメージが容易にできるだろう。
そして、物語の深淵へと導く大きな要素として、変身ベルト「アークル」の発光部周囲に刻まれる古代文字を立体感のあるエンボス加工で施し、スニーカーのポイントともなる独特なアクセントを与えている点。そこに加えて、歴代仮面ライダーに引き継がれ、クウガの眉間にも配された「オーシグナル」を表現した赤いラインストーン、シューレースパーツやトゥー部分にパイピングされたゴールドの挿し色も特徴的だ。
また、クウガの鎧の下から覗くインナースーツを表現しながら、赤い部分と切り替える柔らかな質感のヌバックや糸目の粗いナイロンは、全体のバランスを引き締める役割を果たし、堅強なイメージがあるトレッキングシューズのような外観を保ちながら、上品なスタイルからカジュアルなスタイルまで幅広くコーディネイトを楽しめるスニーカーへと仕上げている。

機能美から成り立つ快適な履き心地

「着用時にストレスを感じさせない」。これは良いスニーカーの必要条件の一つではなかろうか。もちろんtype Kuugaでもその点に配慮。保温性と伸縮性に加え、強度を持ち合わせたネオプレーン素材を履口に用いることで心地よいフィット感を。そしてアンクル部のワンタッチベルトがホールド性を確保し、安定感のある履き心地を実現している。

しかし、それだけでは良いスニーカーというのには物足りない。なぜならtype Kuugaには、まだお伝へしなければいけない点が残っているからだ。それは、スニーカーの履き心地を語る上で外すことのできないソール部。ここにもこだわりの「ものづくりスピリット」が注ぎ込まれている。落ち着いた雰囲気のブラックを採用したアウトソールは、クウガの足跡を型どることで、世界観を足の裏にまで体現。そして最後に、俯瞰するとインナーソールから覗く青空は、戦いを終えた時の、主人公“五代雄介”の心情と共有する景色を表現することで、『type Kuuga』という物語を完結させているのである。

 

物語冒頭シーンの洞窟をデザインに
反映した「PHOTO」アイテムコレクション

クウガ本編の冒頭に登場する、長野県九郎ヶ岳にある洞窟での遺跡発掘中シーンからインスパイアを受け、デザインに落とし込んだHENSHIN by KAMEN RIDER「PHOTO」アイテムコレクション。ある意味、物語の象徴的でもあるシーンを、どのような形で表現し撮影するのか。このアイディアを具現化するためデザインチームには、かなりの苦悩があったという。そんな中、一つの決断が。それは実際に冒頭シーンのような場面を連想させる場所まで足を運び、クリエーションを含め撮影することであった。
選ばれたのは、周辺一帯から採掘される「大谷石」の歴史を展示する大谷資料館。場所は栃木県宇都宮大谷町に位置する。この大谷資料館には、地下30mの深さにある広さ2万平方メートルにも及ぶ地下採掘場跡が存在する。今回はこの巨大な地下空間に、クウガの時代設定である西暦2000年当時はまだ主流であったブラウン管テレビを実際に持ち込み、撮影を敢行。凛とした空気が流れるなか、ブラウン管の画面に、「HENSHIN by KAMEN RIDER」の文字をランダムに映し出すことで、斬新かつ現代的なイメージへと昇華させたのである。
このようなこだわりを積み重ね、「仮面ライダークウガ」のDNAを詰めこんだ、小宇宙とも例えられるアイテムたちを完成させた。そしてこの努力が、脈々と受け継がれてきた仮面ライダーシリーズが持つ文化的価値観をも、更に広げることになるのは間違いないだろう。「HENSHIN by KAMEN RIDER」で身をつつみ、自分という存在を現実世界の主人公に例えながらファッションを楽しんでいただきたいと思う。

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